「岳人、アホやなぁ・・・。」

そう俺はよく言われる。
ちょっと、自分が氷帝の『天才』って言われてるからって、調子に乗ってる。


「身長低すぎだろ。激ダサだな。」

そう俺はよく言われる。
1回レギュラー落ちしてる奴の方が、よっぽど“激ダサ”だろ。


「力も無いねー!かわE!」

そう俺はよく言われる。
俺と大して身長も変わんねぇくせに、そんなこと言われる筋合いは無い。


「体力、無いよねー。」

そう俺はよく言われる。
レギュラーから外された奴に、そんなことを言われたくはない。


「跳ぶことしかねぇのかよ。」

そう俺はよく言われる。
ちょっと部長だからって、何でもできると自分で思ってやがる。


俺は、そんな風に思われていた。
それでも、俺はヒーローってものに憧れていた。

別にみんなに尊敬されたいとか、そんな気持ちじゃなくて。
人を守れることができる、ヒーローになりたいんだ。
だからと言って、世界中の人を守ることはできない。
俺は、ただ1人の人を守れればいいんだ。

そう。ただ1人、君を守りたいんだ。

その為なら何でもするんだ。


ねぇ。俺はヒーローになれる?













 

男前がっくん、ならず・・・!!どっちかって言うと、カワイイがっくんになったと思うんですが・・・。
まぁ、カワイイならカワイイで、それでいいですけどね♪でも、最初は馬鹿にされまくりですもんねぇ・・・(笑)。
とにかく、今後も向日さんは男前キャラを目指したいと思っております!!

ところで。この詩の元ネタは。題名そのままですが。Mr.Childrenの「HERO」から来ております。
あの歌を聴いてたら、書きたくなったんですねぇ・・・。
詩は、キャラソンも含め、曲影響が多いような気がしますね。まぁ、普通の夢小説でもありますが。
特に詩は、感情表現(?)が多くなるので、影響が大きい気がします。